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第36回医療情報学連合大会
(第17回日本医療情報学会学術大会)

第36回医療情報学連合大会(平成28年11月21日(月)~24日(木)開催)は、全ての会期を無事に終了致しました。多数の皆さまのご参加・ご来場、誠にありがとうございました。

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The 36th Joint Conference on Medical Informatics

The 36th Joint Conference on Medical Informatics (JCMI) and The 17th Annual Meeting of Japan for Medical Informatics will be held from 21 Nov, 2016 to 24 Nov, 2016 at Pacifico-Yokohama (Yokohama, Japan). It will be our pleasure to welcome many visitors form all over the world!


ご挨拶
第36回医療情報学連合大会・第17回日本医療情報学会学術大会
開催報告

第36回医療情報学連合大会・第17回日本医療情報学会学術大会
大会長 折井 孝男(河北総合病院・NTT東日本関東病院・東京医療保健大学大学院)

 平成28年11月21日(月)から24日(木)の4日間、神奈川・横浜のパシフィコ横浜において第36回医療情報学連合大会・第17回日本医療情報学会学術大会を開催させていただきました。第28回大会以来8年ぶりの横浜開催となり事務局スタッフ一同にとっても誇らしい連合大会・学術大会となりました。
 本大会には、事前登録:1,800名(会員:1,008名、一般:792名)、当日登録:1,306名(会員:411名、一般:749名、学生:146名)の計3,106名と、多くの方々にご参加頂き、主催者として参加頂いた各位に心より感謝申しあげます。ただ残念であったのは、大会2日目の早朝に発生した福島沖を震源とするマグニチュード7.3の地震、そして折からの寒気の影響によって大会4日目が雪という悪天候となったため、参加を見合わせられたり、参加者の帰路に多大の不自由を強いられたことでした。地震、雪の影響を蒙られた皆様には改めてお見舞いを申しあげたいと思います。
 大会テーマは「集める」「読む」「伝える」から「つなぐ」へ!‐「たぶん」「おそらく」の確証‐でした。特別講演:5題、教育講演:2題、学会長講演、大会長講演、そして、大会企画2セッション、学会大会企画・産官学連携企画・学会企画・医師会大会企画も各1セッションの他、共同企画:11セッションを開催することができました。さらに、一般演題42セッション305題(口述:161題、ポスター:114題)、ハイパーデモ:8題、チュートリアル:11セッション、公募企画としてシンポジウム:8セッション及びワークショップ:15セッションを開催致しました。テーマごとにできる限り会場を統一して、同じテーマのシンポジウム等とも併催にならないように工夫しながら、ご発表をお願いしました。どの会場もそれぞれに熱気にあふれる討論を繰り広げて頂きました。ポスターは展示ホールの企業展示会場に隣接して発表会場を設けましたが、非常に多くの方にお越し頂くことができました。また、ポスターの現地印刷サービスを昨年の沖縄に引き続き実施しました。企業展示:65社、展示(ホスピタリティー)ルーム:10社、スイーツセミナー:3社。その他にもカタログ展示:3社、各種広告掲載:18社、協賛:1社、書籍販売:1社、音響:1社、のご応募・ご協力を頂きました。そして、今年はCJKシンポジウムを日本で開催しました。情報交換会は大会2日目と3日目に開催しました。大会2日目はビール、ワインとスナックで、3日目は弦楽四重奏のコンサート前にコーヒー等とクッキーというスタイルで実施しました。
 学会長講演は参加者全員が一堂で聞くプレナリーセッションとしました。日本医療情報学会 大江和彦会長と松村泰志副会長、澤智博副会長のご講演を聞き逃す無念を避けたかったからです。
 特別講演は、5名の先生にお願いしました。森 和彦(厚生労働省大臣官房審議官(医薬担当))先生からは「医薬品の開発から市販後までを『つなぐ』には」をテーマに患者が期待する医療イノベーションの実現に向けて、共通の目的に向かって「繋がる」未来についての必要性について。森田 朗(国立社会保障・人口問題研究所所長)先生からは「医療分野でのICTの活用と国民番号制度」として、ICT活用の先進国の例として視察されたエストニアの事例、医療番号制度、個人情報保護、そして、意識改革・技術開発・制度改革について。坂本すが(公益社団法人 日本看護協会会長)先生からは「『看護の質』評価の過去・現在・未来について」と題し、労働と看護の質向上のためのデータベースDiNQLについて。伊藤元重(学習院大学国際社会科学部・東京大学名誉教授)先生からは「日本の財政と医療」として、情報革新に積極的に取り組むことが医療の質を上げて費用を下げるうえで重要であることについて。そして、近藤達也(独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)理事長)先生からは、「レギュラトリーサイエンスに基づくPMDAの取り組み」と題し、PMDAの取り組みを国際的にも発信し、諸外国との連携を強化し、世界的視野での活動を行うことにより、世界の保健の一層の向上を目指すことについてお話を頂ました。
 教育講演では、2名の先生方にご登壇頂きました。「厚生労働省の医療ICT施策と医薬品安全対策」について、武田俊彦(厚生労働省医薬・生活衛生局長)先生からは、厚生労働省の具体的な取り組みについてわかり易くお話を頂きました。大橋靖雄(中央大学人間総合理工学科教授・東京大学名誉教授)先生からは、「健康情報は信じられるか?・統計でウソをつく法-生物統計版」について一流雑誌に掲載された「研究」成果さえ信用できるとは限らないことについて、医療情報関係者向けにお話を頂きましいた。
 ランチョンセミナーは延べ17回用意することができました。昨今で最もホットな分野の話題を網羅したつもりです。協賛頂いた各企業に心から感謝を申しあげます。どの会場も満席で、会員・参加者の向上心の発露をみた思いです。立ち見を余儀なくされた方々には改めてご寛容をお願いしたいと思います。
 本大会では、会員の利便性を考えて、ハンズアウトサービス(論文出力サービスコーナー)を取り入れました。今回は薬剤系の発表者にお願いしました。スライド原稿を事前に登録して頂く必要があったため、準備をお急がせすることとなりましたが、最終的には教育講演を含め18題のご協力を得ました。印刷に使用された用紙は計10,000枚を数えましたが、多くの人からもお礼の声を頂きました。今後は少しずつでも対象を広げ、このサービスが利用されると良いかも知れません。
 約2年前に会長に指名され、それ以来、東京医科大学の大学・大学病院情報システム室に事務局をお願いし、スタッフの先生方と準備を進めてきましたが、振り返ってみればあっという間でした。支えて頂いたスタッフ一人一人を心から誇りに思います。プログラム委員会 白鳥 義宗先生(委員長)、小林 大介先生(幹事)、実行委員会 松村 一先生(委員長)、事務局 大原 達美先生(事務局長)、渡邊 亮先生(事務局)、相坂 琢磨先生(同)、プログラム委員として68名の先生方、実行委員として医療情報技師の方々を中心とした132名の皆さま、ボランティアスタッフとしてお力添え頂いた横浜医療情報専門学校の学生の皆さま、そして大会運営に当たって関わって頂いたすべての方々に感謝するとともに、この2年間、ご指導・ご後援・ご協賛頂いた諸方面の各位に改めて御礼を申しあげる次第です。不行き届きが多々あった点については参加者各位のご理解を賜りたく存じます。
 連合大会は第36回を終えました。今回は一般の参加者の割合が学会員の参加者よりも高い結果となりました。可能であれば日本中の病院長、副院長、看護部長等にも参加を呼びかけ、従来にも増して幅広く意見・情報を発信できる学会に育って欲しいと願います。日本医療情報学会の益々の発展を祈念して、第36回医療情報学連合大会・第17回日本医療情報学会学術大会開催報告とさせて頂きます。

大会概要

大会名 第36回医療情報学連合大会(第17回日本医療情報学会学術大会)
大会テーマ 「集める」「読む」「伝える」から「つなぐ」へ!
~「たぶん」「おそらく」の確証~
開催期間 平成28(2016)年11月21日(月)~24日(木)
大会会場 パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)
大会長 折井 孝男(河北総合病院NTT東日本関東病院東京医療保健大学大学院)
プログラム委員長 白鳥 義宗(名古屋大学)
実行委員長 松村 一(東京医科大学)

大会事務局

事務局長 大原 達美(東京医科大学)
住所 〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-7-1
東京医科大学病院 情報システム室内
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